『たばこ1本ちょーだい!』あれから20数年以上の時が過ぎた、西城秀樹さんがお亡くなりになりました。冒頭の言葉は、私が若い頃に舞台監督の修行をしていた当時、コンサートのリハーサルスタジオで秀樹さんが私に掛けるフレーズでありました。なぜか秀樹さんは私が持っているたばこを好んでくれた。(笑)当時私は駆け出しで昭和の偉大な大スターと御一緒している貴重な時間をまともに感動している暇もなく、常に怒鳴られ駆けずりまわっていました。それでもリハーサルが始まると毎回、秀樹さんの生歌に魂を揺すぶられていたのは間違いありません。業界から袂を分かってからは御病気されたことは耳にしていたのですが、必ず復活されると信じていただけに。。。残念でなりません。私などは秀樹さんの生涯の御仕事のほんの一瞬に立ち会わせていただいただけで、表面のわずかな一面しか知り得ませんが、報じられる人柄を偲ばせる色々なエピソードと重ね合わせると改めて偉大さを感じざるおえません。あれだけ男の色気を持った情熱的なスターはもう二度と出てこないでしょう、、、
改めて心からご冥福をお祈り申し上げます。